過去使用していた断熱材

合成系断熱材

  • グラスウール/ロックウール

    グラスウールやロックウールは、ガラスや玄武岩などに、合成樹脂系の接着剤を大量に使用し、繊維状に製造されます。
    グラスウールには、7%前後、ロックウールには2%ほどのフェノール樹脂が使用されていますが、どちらも湿気には弱く、水蒸気が壁の中に入るとそれぞれ断熱性能は低下します。
    また、グラスウールやロックウールは、アスベストと同様に、細かな1.1ミクロン以下の繊維を大量に含んでいます。
    ドイツにおいては、通常3ミクロン以下のガラスや石などの繊維は、アスベスト同様に癌を引き起こす素材として、施工方法なども注意が示されており、『労働環境基準』では、人工の合成系断熱材は、健康を脅かすことが示されています。

  • ウレタンボード/発泡ポリスチレン他

    原料の石油は、あと70年ほどで枯渇するといわれているため、石油系断熱材は製造に限界があり、且つ、膨大なエネルギーを使用し、環境への負担をともないます。たとえばウレタンボードは、『ジイソシアネート』を得るためにホスゲンという神経ガスを反応させて製造される化学物質です。石油系断熱材は、一般的に高い断熱性能をもちますが、水蒸気が透過しづらいため結露の発生が懸念され、さらに硬質なため吸音効果がなく、室内には音が響きます。また、防火性能については、化学物質により難燃化処理はされていますが、石油製品なので燃焼することが考えられます。そして温度が800度を超えると石油系断熱材からは、シアンガスが発生する危険性があります。

自然系断熱材

  • セルローズ

    セルロース゛断熱材は、一般的に古新聞や電話帳などの古紙を細かく粉砕した繊維系断熱材です。しかし原材料の古新聞紙や電話帳などに使われている紙には酸化防止剤や漂白剤、そして印刷インクや防虫剤などが含まれています。グラスウールの数倍の高密度に充填されて防音効果もありますが、湿気などに弱くカビなどの発生が心配されると同時に、万が一の火災の時には、インクなどが原因で有毒ガスの発生が懸念されています。

  • 羊毛

    羊毛は、再生可能な動物性繊維です。ニュージーランドからの輸入が多く自然を破壊しない断熱材として評価されています。しかし羊毛は、羊自体が殺虫剤を掛けられ育ってきているので、断熱材の原料とするために石鹸などで何度も洗浄する必要があります。また羊毛は火に弱いため、防火性能をもたせるためにホウ酸などの物質が加えられています。さらにセルローズに比べ微生物により分解されることはありませんが、衣服を食べる害虫に攻撃されるため、除草剤などが使用されることがあります。


過去使用していた断熱材とECOボードの比較

断熱材

グラスウール

ロックウール

ウレタンボード/

発泡ポリスチレン他

羊 毛

セルローズ

ECOボード

性 能

断熱·気密性能

吸音性能

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防火性能

×

×

×

透湿性能

×

×

保熱性能

×

×

×

耐水性能

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環境性能

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